作者の数が非常に多いため、作品リストは書者名の五十音順にしています。
書の作者(あ行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
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青木精一(三峰) 1883-未確認。中央新聞主幹。衆議院議員。 |
万能一心 |
浅野総一郎(攻詡) 1848-1930。実業家。浅野財閥を創設。 |
五言絶句 春山多勝事 賞翫夜忘帰 |
安藤正純(鉄腸) 1876-1955。衆議院議員。第一次鳩山内閣文相。 |
七言対句 天懸海外三千界 月満人間幾百洲 |
石倉小三郎(竹嶺) 生没年調査中。大阪府翼賛会壮年団団長。著作権継承調査中 |
崔子玉座右銘 無道人之短 無説己之長 |
石原応恒 1849-1936。日露戦争歩兵第11旅団長。「石原鬼将軍」。 |
七言絶句 征露後凱旋途中之旧作 |
伊豆凡夫(蘿山) 1864-1944。陸軍少将。帝国飛行協会理事。富国徴兵保険会社創設者。 |
孝百行之基 |
板垣征四郎 1885-1948。陸軍大将。 |
兼六合以開都 掩八紘而為宇 |
板野友造 1874-1945。弁護士。衆議院議員。 |
論語 巧言令色鮮矣仁 剛毅木訥近矣仁 |
伊東祐亨(碧海) 1843-1914。海軍軍人。元帥。日清戦争時の連合艦隊司令長官。 |
松風自有琴 |
市村瓚次郎(器堂) 1864-1947。東大教授、国学院大学学長。東洋学会創設者。 |
七言絶句 時事偶詠 |
伊藤博文(春畝) 1841-1909。初代総理大臣。立憲政友会総裁。 |
古風 節旄銜命辞 |
井上馨(世外) 1835-1915。蔵相、外相等。のち元老。 |
対句 雖敗局未嘗無勝勢。 雖勝局未嘗無敗勢。 |
犬養毅(木堂) 1855-1932。国民党総裁。首相。5・15事件に倒る。 |
五言絶句(唐詩) 韋応物の『詠玉』詩 |
今井嘉幸 1878-1951。衆議院議員。普通選挙運動家。 |
雲出岫 |
岩村俊武 1866-1947。海軍中将。 |
愛恕不争 |
植原悦二郎 1877-1962。吉田内閣内相。自民党顧問。 |
静中観物化 |
鵜沢総明 1872-1955。明治大学学長。東京裁判日本側弁護団団長。 |
五言対句 『中庸』第十五章 |
大井成元 1863-1951。陸軍大将。陸軍大学校長。貴族院議員。 |
江上之清風 山間之明月 |
大久保利通(甲東) 1830-1878。内務卿。明治初期の指導的政治家。 |
七言絶句 下通州作 |
大島義昌(荘南) 1850-1926。陸軍大将。日清戦争で活躍。男爵。 |
七言対句(蘇軾) 古琴弾罷風吹笙 山閣醒時月照杯 |
大鳥圭介(如楓) 1832-1911。外交官として日清戦争時に活躍。枢密院顧問。 |
七言絶句 夏日田家暮 |
大西正幹(鳴川) 1879-1951。弁護士。衆議院議員。 |
七言絶句 房州白浜対月有感 |
岡部長景(観堂) 1884-1970。文相。国立近代美術館館長。著作権継承調査中 |
五言対句 松無古今色 竹有上下節 |
小川郷太郎(松軒) 1876-1945。近衛内閣鉄道相等。ビルマ政府最高顧問。 |
忍 百戦百勝在此一字 |
小川平吉(射山) 1869-1942。田中義一内閣鉄道相等。 |
七言絶句 功名一擲付雲煙 霽月江風別有天 |
小野長愿(湖山) 1814-1910。江戸後期から明治期に活躍した漢詩人。 |
七言絶句 消夏続句 |
荻洲立兵 1884-1949。ノモンハン事件の際の第六軍司令官。 |
七言絶句 中支陣営作 |
書の作者(か行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
勝安芳(海舟) 1823-1899。咸臨丸艦長として渡米。江戸幕府軍艦奉行。明治政府海軍参議。枢密顧問官。 |
五言古詩 興廃気数際 挙世逐向背 |
加藤咄堂 1870-1949。著述家。大槻如電門下。 |
七言対句 竹密不妨流水過 山高豈礙白雲飛 |
加藤政之助(城陽) 1 2 1854-1941。勅選貴族院議員。民生党顧問。 |
七言絶句2首 南洋雑詩二首 |
鎌田栄吉 1857-1934。慶應義塾塾長。加藤内閣文相。枢密院顧問。 |
五言対句 長安一片月 万戸擣衣声 |
萱野長知(微笑居士) 1873-1947。「革命評論」創刊。孫文を支援。日中戦争勃発時、和平工作に奔走。 |
知足小進 |
川田正澂(水軒) 1864-1935。東京府立高校校長。 |
心外無別法 |
川淵洽馬 1883-1946。福島、広島、福岡各県知事。帝国教育会理事。 |
祥雲 |
川崎克(克堂) 1880-1949。衆議院議員。大政翼賛会を違憲として追及。 |
清風 |
亀井貫一郎 1892-1987。評論家。海外事業研究会を主宰。著作権継承調査中 |
感想文 山横 朔北風捲太洋 |
茅原廉太郎(華山) 1870-1952。評論家。民本主義を提唱。 |
七言絶句 南満洲星浦客楼夜吟 |
鎌田景弼(酔石) 1842-1888。高知裁判所所長。佐賀県知事。 |
七言絶句 勿来関図 |
香坂昌康(天山) 1881-1967。東京府知事。全日本弓道連盟会長。 |
至大至剛 |
川崎善三郎(梅邨) 1860-1944。無外流剣道範士。 |
七言絶句 雨過横塘水満堤 乱山高下路東西 |
川島浪速(風外) 1865-1947。大陸浪人として満蒙独立運動を画策。 |
五言対句 清風拂明月 善行無徴迹 |
河田烈(文所) 1883-1963。佐藤一斎の後裔。日華経済協会会長。 |
五言絶句 清澄山寺暁 雨過圧軽埃 |
北村沢吉(闇然) 1874-1945。漢学者。広島文理大学教授。 |
碑銘 海南義烈碑銘 |
日下部東作(鳴鶴) 1838-1922。明治大正期に書道界に君臨した大書家。 |
五言絶句 石鼓文 |
久保田譲 1847-1936。桂内閣文相。 |
億兆一心 |
児玉秀雄 1876-1947。小磯内閣文相等。 |
立法貴厳責人貴寛 |
後藤新平 1857-1929。満鉄総裁。外相等。伯爵。 |
対句(菜根譚) 善読書者方不落筌蹄 善観物者方不漏迹象 |
近衛文麿 1891-1945。日中戦争突入時の首相。 |
福祉恒久 |
小山豊太郎(望雪) 1868-1941。日清戦後の下関での李鴻章全権大使を狙撃した人物。 |
龍躍天門 虎臥重閣 |
権藤成卿(間間道人) 1868-1938。思想家。農本自治主義を主唱。 |
七言絶句 唱道善隣其舌長 衣冠何者是優娼 |
書の作者(さ行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
酒井忠正 1893-1971。旧姫路藩主酒井家の養子。貴族院副議長。著作権継承調査中 |
五言絶句(李紳) 鋤禾日当午 汗滴禾下土 |
阪谷芳郎 1863-1941。パリ連合国経済会議日本委員長。貴族院議員。専修大学総長。 |
省費以養財 |
坂本俊篤(渓堂) 1 2 1858-1941。海軍中将。貴族院議員。 |
七言絶句2首 録陪観艦式詩 憶東郷元帥 |
佐藤鉄太郎 1865-1942。陸軍中将。海軍大学長、舞鶴鎮台長官。 |
四言古風 顕揚皇風 丕顕国基 |
斎藤隆夫 1870-1949。衆議院議員。反軍演説を行ったことにより議会を除名さる。 |
七言対句(明の高珩の『春日雑詠』詩の一部) |
西郷従徳 1878-1946。大日本赤十字会会長。貴族院議員。侯爵。 |
六言対句 推倒一世知勇 開拓万古心胸 |
三条実美 1837-1891。明治維新に公卿の立場で活躍し、維新後右大臣。太政大臣等を歴任。公爵。 |
五言絶句 微寒共被眠 滂沛夜來雨 |
塩沢幸一 1883-1943。海軍大将。横須賀鎮守府司令長官。 |
正其義不謀其利 |
塩谷温(節山) 1878-1962。東京帝国大学教授(支那文学)。 |
七言絶句 桂浜坂本竜馬像 |
重光葵(向陽) 1887-1957。東条内閣外相。鳩山内閣外相(戦後)。 |
五言対句(陶淵明『九日閑居』詩の一部分) |
斯波貞吉 1869-1939。東京大勢新聞社社長。衆議院議員。 |
七言対句(杜甫『絶句』詩の一部分) |
渋沢栄一(青淵) 1840-1931。大実業家。500以上の会社を設立。 |
七言絶句 春花落尽忽秋霜 一瞬朝暉変夕陽 |
白瀬矗 1861-1946。陸軍中尉。探検家として南極を探検。 |
極南翩翻日章旗 |
末松偕一郎(鴻嶺) 1875-1947。徳島、滋賀、広島各県知事。衆議院議員。 |
政清人和 |
菅原通敬(敬堂) 1869-1946。東洋拓殖会社総裁。枢密院顧問。 |
菅公遺訓 其自非和魂漢才 不能闞其閫奥 |
鈴木貫太郎 1867-1948。終戦時の首相。 |
天空海闊 |
書の作者(た行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
高田畊安 1862-1945。内科医。東洋内科医院、南湖院(サナトリウム)を設立。 |
信神忠孝是我道 |
高田早苗(半峰) 1860-1938。早大総長。第2次大隈内閣文相。 |
文天祥の『正気歌』より「古道照顔色」 |
高橋是清(秀華) 1854-1936。日銀総裁。蔵相。首相。二・二六事件で暗殺さる。 |
人生待足何時足 |
田口弼一(醒軒) 1882-1953。衆議院書記官長。貴族院議員。 |
黍稷稲粱 農夫之慶 |
武富時敏(唇堂) 1855-1938。佐賀県議会議長をへて大隈内閣蔵相等。 |
七言絶句 壬申初春偶作 |
竹村健吉(子雀) 1898-1975。龍跳書道会創立者。著作権継承調査中 |
五言絶句 年頭臨晋帖 迎得好鵝賓 |
立野徳次郎 1879-1936。海軍中将。日清・日露戦争で活躍。 |
驀地前進 |
谷干城(隈山) 1837-1911。陸軍軍人。西南戦争で活躍。 |
七言絶句 戊寅夏日酔後戯書 |
谷寿夫 1882-1947。陸軍中将。中部防衛司令官。南京攻略戦を指揮。 |
天下万機帰一誠 |
田中武雄 1888-1970。幣原内閣運動相。岩見銀行頭取等。著作権継承調査中 |
七言対句 星河不動天如水 風露無声月満楼 |
玉乃世履(五龍) 1825-1886。初代大審院長。 |
五言絶句 鐘声枯柳外 斜日近山腰 |
俵国一(大臥) 1872-1958。工学博士。金属組織学の確立に尽力。日本鉄鋼協会を創立。文化勲章受章。 |
百花春至為誰開 |
近重真澄(物安) 1 2 1870-1941。京都帝国大学化学研究所所長。 |
七言絶句2首 春雪口占 三里邨客中作 |
張継 1882-1847。中国国民党の元老。 |
自由常存 |
長炗(三洲) 1833-1895。漢学者、書家。東宮侍読。 |
七言絶句 開戸唯驚玉作林 屋頭初日散棲禽 |
丁士源(藹菴) 1879-1945。満州国全権公使。 |
箴言 王道為尭舜禹湯 文武治国之道 |
鶴見祐輔 1885-1973。衆議院議員。戦後、鳩山内閣厚生相。著作権継承調査中 |
半峰花雨 一声鶯 |
出羽重遠 1856-1930。白虎隊出身。海軍大将。 |
人雖待時機 歳月不待人 |
東郷平八郎 1 2 3 1847-1943。日露戦時の連合艦隊司令長官。元帥。 |
指令文 皇国興廃在此一戦 各員一層奮励努力 ほか2軸 |
頭山満 1855-1944。国家主義者として在野で活躍。 |
浩気満宇宙 |
富田幸次郎(双川) 1872-1938。衆議院議長。 |
主敬 |
書の作者(な行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
中井弘(桜洲) 1838-1894。薩摩藩を脱藩し、維新前に英国に留学。貴族院議員。京都府知事等。 |
七言絶句 大磯客舎賦示春畝山人 |
永井潜 1876-1957。東京医科大学教授。台北帝大医学部長。 |
五言対句 雲過知禅意 水流観道心 |
長岡半太郎(楽水) 1865-1950。著名な物理学者。文化勲章受章。 |
七言絶句(宋詩) 楊万里の『過臨平蓮蕩』詩 |
中島気崢(気山) 1863-1936。著述家。漢学者。 |
万古明月照海南 |
中島久万吉 1873-1960。斎藤内閣商工相。日本貿易会会長。日本工業倶楽部の創設者の一人。 |
士魂商才 |
中島弥団次 1886-1962。浜口蔵相秘書官。衆議院議員。 |
南北東西虎去来 |
中浜東一郎 1857-1937。ジョン万次郎の長男。医学者。 |
七言絶句 甲戌元旦作 |
成島弘(柳北) 1837-1884。幕臣。朝野新聞社長。『柳橋新誌』。 |
七言絶句 梅花下小飲 |
成瀬清(無極) 1884-1958。日本ゲーテ協会設立者。京都帝大教授。 |
六言対句 録ゲエテ之語 |
二条基弘 1859-1928。貴族院議員。宮中顧問官。 |
七言対句 一鳥帯烟帰別浦 数帆和雨下扁舟 |
乃木希典 1849-1912。陸軍大将。日露戦争で活躍。 |
序文 兵法雄鑑抄自序并目録 |
野村茂久馬(一峰) 1869-1960。高知商工会議所会頭。龍馬銅像建立。 |
八言対句(菜根譚) 苦心中常得悦心之趣 得意時便生失意之悲 |
野村龍太郎(蓑洲) 1859-1943。満鉄総裁。湘南伝記鉄道会長。 |
八言対句(菜根譚) 交友須帯三分侠気 作人要存一点素心 |
書の作者(は行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
橋田邦彦(無適) 1882-1945。生理学者。東大教授。近衛内閣文相。 |
五言絶句 白雲満空山 山空人未皈 |
浜口雄幸(空谷) 1870-1931。金解禁を実行した首相。 |
七言対句(唐の王昌齢の『出塞行』詩の一部分) |
原嘉道 1867-1944。田中義一内閣法相。枢密院議長。 |
修徳 |
林銑十郎(静軒) 1876-1943。陸軍大将。内閣総理大臣。 |
四言古詩 忠欲致益 豈譲膏粱 |
土方寧 1895-1939。東京帝大法科大学長。貴族院議員。 |
尽人事恃天命 |
菱刈隆 1871-1952。陸軍大将。満洲国大使。大日本忠霊顕彰会会長。 |
岩下風生虎弄児 |
一松定吉(曇洲) 1875-1973。吉田内閣国務相。片山内閣厚生相。芦田内閣建設相。著作権継承調査中 |
猛虎一声山月高 |
広田弘毅 1878-1948。内閣総理大臣。戦後A級戦犯として文官でただ一人絞首刑となる。 |
忠恕 |
福沢諭吉 1835-1901。学者。慶応義塾大学を創立。 |
七言絶句 得村正刀銘有長曽我部盛親帯之之八字 |
福田雄太郎(珠水) 1866-1932。陸軍大将。枢密顧問官。 |
七言対句 風吹碧落浮雲尽 月上青山玉一団 |
藤沢恒(南岳) 1842-1920。漢学者。大阪で伯園書院を主催。 |
長短句 偶作 |
藤田尚徳 1880-1970。海軍大将。終戦時の侍従長。著作権継承調査中。 |
八紘一宇 |
藤本尚則 生没年調査中。朝日新聞校閲部長。玄洋社員。著作権継承調査中。 |
天真独朗 |
本郷房太郎 1860-1931。陸軍大将。大日本武徳会長。 |
七言絶句 大詔煥然日月懸 五千万衆気衝天 |
本庄繁 1876-1945。陸軍大将。侍従武官長。 |
誠以貫 |
堀切善兵衛 1882-1946。衆議院議長。貴族院議員。 |
天地新 |
書の作者(ま行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
増田義一(奎城) 1869-1949。実業之日本社創立者。雑誌協会初代会長。 |
座右銘 平静是養心 謙譲是保身 |
松井茂 1866-1945。静岡、愛知各県知事。貴族院議員。 |
以義為貴 |
松浦鎮次郎 1872-1945。九州大学総長。米内内閣文相。 |
七言絶句 南山山下雨絲絲 春入京城柳展眉 |
松本重敏(一空) 1870-1942。法学博士。明治大学教授。 |
勇往邁進 |
三土忠造(智山) 1871-1948。枢密院顧問。幣原内閣内相等。 |
五言古詩 本来無一物 亦無塵可払 |
光行次郎(学陽) 1872-1945。検事総長。貴族院議員。 |
天常与善 |
皆川治廣(台水) 1875-1958。司法次官、東京控訴院長等。 |
達人大観 |
宮城宣政(晴瀾) 1868-1944。漢詩人。自由新聞で活躍。 |
七言絶句 天塩雑感 |
宮地貫道(筆山) 1872-1952。上海日日新聞社長。 |
七言対句 池畔好風駆暑去 松間明月逐人来 |
森公泰(槐南) 1863-1911。明治の代表的漢詩人。 |
五言絶句(二首) 新鶯出幽谷 雄飛移喬木 |
書の作者(や行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
柳川平助 1879-1945。陸軍中将。大政翼賛会副会長。 |
至誠通神 |
柳田貞亮(正斎) 1796-1888。書家。王羲之に学んだ正統書法で影響力があった。 |
誠而断 |
山岡高歩(鉄舟) 1836-1888。幕臣。のち明治天皇の侍従となる。 |
七言対句 幅巾藜杖聊三径 明月清風自一丘 |
山県有朋(含雪) 1838-1922。日露戦争時の参謀総長。のち首相。 |
七言絶句 対峙両軍今若何 戦声恰似迅雷過 |
山崎誠一郎 1838-1922。東亜同文書院出身。外交官。 |
至誠奉公 |
山崎正薫(黙堂) 1880-1962。熊本医科大学学長。 |
七言対句 静定工夫忙裏試 和平気象怒中看 |
山路弥吉(愛山) 1864-1917。史論家。『国民之友』誌上等で活躍。 |
語録(蔡清) 蓋愛其身者 能以一生為万歳之業 |
山下奉文 1885-1946。陸軍大将。シンガポールを攻略。 |
七言対句 松風払塵月影動 細雨穿空水有痕 |
吉岡弥生 1871-1959。東京女医学校(東京女子医大)設立者。 |
五言対句(唐の杜甫の『秋野五首(其二)』詩の一部分) |
書の作者(ら行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
書の作者(わ行) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
和田三郎 1872-1926。革命評論社を創立し、孫文らを支援。「自由党史」編修に従事。 |
尊皇絶対 |
書の作者(特別掲載 和文作品) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
上塚司(天園) 1888-1978。衆議院議員。高橋是清の秘書官として、二・二六事件に遭遇。著作権継承者許諾済 |
藤原為氏の和歌 勅としていのる |
梅園篤彦 1889-1978。貴族院議員。歌人。著作権継承調査中 |
和歌一首 すさびたる こころしもたば |
大町芳衛(桂月) 1869-1925。詩人。評論家。随筆家。紀行文作家。 |
皇国の民たるに負かず、我等の祖先を辱めず。 |
片山哲 1887-1978。戦後の社会党首班内閣で首相。民主社会党最高顧問。著作権継承調査中 |
患難は忍耐を生じ云々 |
菊池清(幽芳) 1870-1947。家庭小説作家。大阪毎日新聞取締役。 |
和歌一首 日独伊同盟成るを祝して |
白瀬矗 1861-1946。陸軍中尉。探検家として南極を探検。 |
時事感へなぶり |
滝川幸辰 1891-1962。刑法学者。京大教授。政府の学会弾圧に抗議した京大滝川事件で有名。 |
刑罰からの犯人解放 |
田中館愛橘 1 2 3 1856-1952。物理学者。ローマ字論者。文化勲章受章。 |
ローマ字による和歌三首 |
中河与一 1897-1994。新感覚派の小説作家。著作権継承調査中 |
和歌一首 万歳ととなえてあぐる盃に |
書の作者(特別掲載 明治以前) 名前後の()内は雅号 |
書の内容(題もしくは冒頭一節) |
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2009年3月28日公開。2009年9月6日追加。2009年10月12日追加。2009年12月6日追加。2010年5月1日追加。2010年9月12日追加。