日本漢文の世界
英傑の遺墨が語る日本の近代
高橋是清(秀華)
たかはし・これきよ(しゅうか)
1854-1936。日銀総裁。蔵相。首相。二・二六事件で暗殺さる。
[解読]
人生待足何時足
秀華
[訓読]
人生
(
じんせい
)
足
(
た
)
るを
待
(
ま
)
たば
何時
(
なんどき
)
か
足
(
た
)
らん
秀華
(
しゅうか
)
[訳]
人生において、満足できる時を待っていたら、いつまでたっても満足は得られない。
秀華
[出典]
『小窓幽記』
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2010年9月12日公開。
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