日本漢文の世界

 

英傑の遺墨が語る日本の近代



和田三郎
わだ・さぶろう


1872-1926。革命評論社を創立し、孫文らを支援。「自由党史」編修に従事。

和田三郎 日本漢文の世界 kambun.jp

[解読]

尊皇絶対
  於高川 三郎書

[訓読]

尊皇(そんのう)絶対(ぜったい)
  高川(たかかわ)(おい)て 三郎(さぶろう)(しょ)

[語釈]

尊皇(そんのう)絶対(ぜったい)
 尊皇(天皇家を助けること)を絶対的価値とすること。

[訳]

天皇家に対するご奉公こそが、絶対的価値である。
   高川にて  三郎書く

2010年9月12日公開。

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