日本漢文の世界

 

英傑の遺墨が語る日本の近代



児玉秀雄
こだま・ひでお


1876-1947。小磯内閣文相等。

児玉秀雄 日本漢文の世界 kambun.jp

[解読]

立法貴厳責人貴寛
 昭和戊寅夏 秀雄

[訓読]

立法(りっぽう)には(げん)(たっと)び、(ひと)()むるには(かん)(たっと)
 昭和(しょうわ)戊寅(ぼいん)(なつ) 秀雄(ひでお)

[語釈]

戊寅(ぼいん)
 「つちのえ・とら」の年。昭和13年(1938年)。

[訳]

立法には厳しさが大事だが、人を責めるときには寛大さが大事である。
  昭和13年夏 秀雄

2010年9月12日公開。

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