日本漢文の世界

 

英傑の遺墨が語る日本の近代



梅園篤彦
うめぞの・あつひこ
著作権継承調査中


1889-1978。貴族院議員。歌人。

梅園篤彦 日本漢文の世界 kambun.jp

[解読]

すさびたる
 こころしもたば
  おのづから
   こころのままの
    玉も
     えられむ
        篤彦書

[読み方]

すさびたる
 こころ()しもたば
  おの()から
   こころのままの
    (たま)
     ()られむ
        篤彦(あつひこ)(しょ)

[語釈]

すさびたる
 興の赴くままに、気まぐれに物事を行うこと。
こころのまま
 思い通り。

 玉のように美しい心。

[訳]

遊び心をもっていれば、自然と思いどおりに宝石のような美しい心が得られるものだ。
  篤彦書く

2010年9月12日公開。

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