日本漢文の世界
英傑の遺墨が語る日本の近代
鈴木貫太郎
すずき・かんたろう
1867-1948。終戦時の首相。
[解読]
天空海闊
貫太郎書
[訓読]
天空
(
てんくう
)
海闊
(
かいかつ
)
貫太郎
(
かんたろう
)
書
(
しょ
)
[語釈]
天空
(
てんくう
)
海闊
(
かいかつ
)
大空と海が果てしなく広がっていること。また、度量が大きく、こだわりのない人柄を譬えていう。
[訳]
大空と海が果てしなく広がるように、大きな度量の人でありたい。
貫太郎書く
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2010年9月12日公開。
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