日本漢文の世界

 

英傑の遺墨が語る日本の近代



白瀬矗
しらせ・のぶ


1861-1946。陸軍中尉。探検家として南極を探検。

白瀬矗 日本漢文の世界 kambun.jp

[解読]

極南翩翻日章旗

[訓読]

極南(きょくなん)翩翻(へんぽん)たり日章旗(にっしょう)

[語釈]

極南(きょくなん)
 南方のはて。ここでは南極のこと。白瀬中尉は明治45年(=大正元年、1912年)1月に南極大陸に上陸した。
翩翻(へんぽん)
 旗が風でひるがえる様子。

[訳]

南極の地に、ひらひらと日の丸の旗がひるがえる。

2010年9月12日公開。

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