日本漢文の世界
英傑の遺墨が語る日本の近代
柳川平助
やながわ・へいすけ
1879-1945。陸軍中将。大政翼賛会副会長。
[解読]
至誠通神
柳川平助謹書
[訓読]
至誠
(
しせい
)
通神
(
つうしん
)
柳川
(
やながわ
)
平助
(
へいすけ
)
謹書
(
きんしょ
)
[語釈]
至誠
(
しせい
)
通神
(
つうしん
)
「至誠通天」とも。「至誠」とは、いつわりのない誠実さ。その誠実は、神に通じ、必ず良い結果が出てくる。
[訳]
いつわりなき誠実は、必ず神に通じ、良い結果をもたらす。
柳川平助 謹んで書く
[出典]
『中庸』(第24章)の「至誠如神」による。
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2010年9月12日公開。
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