日本漢文の世界

 

英傑の遺墨が語る日本の近代



鶴見祐輔
つるみ・ゆうすけ
著作権継承調査中


1885-1973。衆議院議員。戦後、鳩山内閣厚生相。

鶴見祐輔 日本漢文の世界 kambun.jp

[解読]

半峰花雨
一声鶯
  祐輔

[訓読]

半峰(はんぽう)花雨(かう)
一声(いっせい)(うぐいす)
  祐輔(ゆうすけ)

[語釈]

半峰(はんぽう)
 山の片側。
花雨(かう)
 花が雨のように散ること。

[訳]

山の片側に花が雨のように散る中に、
鶯がひとこえ鳴く
   祐輔

2010年9月12日公開。

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