日本漢文の世界
英傑の遺墨が語る日本の近代
藤田尚徳
ふじた・ひさのり
著作権継承調査中。
1880-1970。海軍大将。終戦時の侍従長。
[解読]
八紘一宇
尚徳謹書
[訓読]
八紘
(
はっこう
)
一宇
(
いちう
)
尚徳
(
ひさのり
)
謹書
(
きんしょ
)
[語釈]
八紘
(
はっこう
)
一宇
(
いちう
)
「八紘」は「八荒」に同じ。国の八方の果てまでということで、全世界を意味する。「一宇」とは一つの家ということで、「八紘一宇」とは、全世界が一つの家のように統一されること。「大東亜共栄圏」の標語であった。
[訳]
全世界が一つの家のようになる。
尚徳 謹んで書く
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2010年9月12日公開。
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