日本漢文の世界
英傑の遺墨が語る日本の近代
本庄繁
ほんじょう・しげる
1876-1945。陸軍大将。侍従武官長。
[解読]
誠以貫
為畠中君
本庄繁書
[訓読]
誠
(
せい
)
以
(
もっ
)
て
貫
(
つら
)
ぬく
畠中
(
はたなか
)
君
(
くん
)
の
為
(
ため
)
にす
本庄
(
ほんじょう
)
繁
(
しげる
)
書
(
しょ
)
[語釈]
誠
(
せい
)
うそいつわりのない真心。
貫
(
つら
)
ぬく
貫き通すこと。最後まで変えずに通すこと。
[訳]
うそいつわりのない真心を貫きとおす。
畠中君のために
本庄繁書
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2010年9月12日公開。
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