岩首
岩のてっぺん。
洞
ほらあな。
山壑
山と谷。
崖
断崖。
飛沫
飛び散る水しぶき。
衣袂
ここでは衣服の意。
正方
正方形。ましかく。
窈瞑
暗くて底が見えない様子。
揭ぐ
着物のすそをかかげること。
巉岩
ごつごつした岩。
錯立
ごろごろとしている。
灌木
低木。
嵌す
はめこむこと。
蘿
つた。
蠖屈
しゃくとり虫のようにかがまること。
杜詩
杜甫の詩。杜甫の「龍門閣」の詩句を次に引用している。
一たび墜ちなば云云
杜甫の「龍門閣」の詩句。
(参考)龍門閣
清江下龍門
絶壁無尺土
長風駕高浪
浩浩自太古
危途中縈盤
仰望垂線縷
滑石欹誰鑿
浮梁嫋相拄
目眩隕雑花
頭風吹過雨
百年不敢料
一墜那得取
飽聞経瞿塘
足見度大庾
終身暦艱險
恐懼従此数
平夷
たいらかである。
附
わが国では、この字は一字で「つけたり」と読み、附録の意味で用いている。作者・梁洲先生が老人になってから再度不動滝を訪れ、若いときには滝つぼで泳いだが、今はとてもそんな勇気はないと、詩を詠んだもの。
壯心
勇気。
當年
少年または壮年の元気な年齢。
2009年3月28日公開。
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