日本漢文の世界

 

月ヶ瀬梅渓(月瀬記勝)








梅谿遊記九語釈

留連(りうれん)

(楽しみにふけって)一つのところに長い間滞在していること。

天下(てんか)無雙(むさう)

天下に並ぶものがいないこと。

三絶(さんぜつ)

雪・月・梅の三つの特に優れたもの。

日夕(につせき)

夕方。

荊棘(けいきよく)

いばら。

渠水(きよすい)

運河。掘割。

官路(くわんろ)

政府が作った道路。公道。

蛇足(だそく)

蛇の足のように不要なもの。

哄然(こうぜん)

声をあげて大笑いする様子。

奚囊(けいなう)

「詩囊」ともいう。詩を作って入れておくための袋。唐の詩人・李賀が、出来上がった詩を袋に入れて貯えた故事にちなむ語。

稛載(こんさい)

満載すること。財物を縄で縛り、車に積んでいくこと。

恍然(くわうぜん)

うっとりとして我を忘れている様子。


2019年5月2日公開。

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