日本漢文の世界

 

赤目四十八滝(観瀑図誌)








縋藤潭語釈

歷觀(れきくわん)
 あれこれ見て回ること。

兩崖(りやうがい)
 淵の両側に切り立った崖。

劃然(くわくぜん)
 区別が明確であること。

頽崖(たいがい)
 くずれた崖。

頑石(ぐわんせき)
 石のこと。

滾轉(こんてん)
 転がること。

觝激(ていげき)
 はげしくぶつかり合うこと。

陡崖(とうがい)
 垂直に切り立った崖。

峭立(せうりつ)
 切り立つようにそびえている。

(はし)
 音は「サン(zhàn)」。かけはし。

諦視(ていし)
 じっと見ること。

()
 接触すること。

紆余(うよ)
 まがりくねりながら続いていること。

(しよう)
 はげしい攻撃。折衝は攻撃に対抗すること。

粼涒(りんいん)旋退(せんたい)
  水がうずまくようす。

姿態(したい)
 ここでは、水のうずまく形によって醸し出される独特の雰囲気。


2017年3月26日公開。

ホーム > 名勝の漢文 > 赤目四十八滝(観瀑図誌) > 縋藤潭語釈

ホーム > 名勝の漢文 > 赤目四十八滝(観瀑図誌) > 縋藤潭語釈