赤目四十八滝の中でも随一の美しさを誇る荷担滝(にないたき)
赤目四十八滝は、三重県の中西部にある名張(なばり)市にあります。室生(むろう)・赤目・青山国定公園内にあり、国の名勝に指定されているほか、新日本観光百選(昭和26年)、平成の名水百選(平成20年)等にも選ばれています。
赤目四十八滝の各所で見られる柱状節理
この一帯は、室生火山群と呼ばれる休火山で、山全体が安山岩などの火山岩でできており、各所で「柱状節理」という柱状になった大岩の崖を見ることができます。その間を、滝川という名の渓流が流れています。滝川は下流では宇陀(うだ)川、さらに下流では名張川に合流しています。火山岩の峡谷は、渓流によって深くうがたれ、大小の滝や淵が連続して4キロメートルにわたって続く壮観を呈しています。
2009年3月28日公開。
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