山紫水明処は、東は鴨川、西は庭で、山陽先生はその理想的な景観を誇って「我関白也」と言っておられたそうです。先生没後に「降り井」が作られるなど、先生の在世当時とは庭の様子も異なっていますが、幾分は昔をしのぶことができるはずです。
現在の入り口(中門)から小屋までの石畳。
現在は西側の中門から、山紫水明処の庭へ入り、小屋まで石畳の上を歩むようになっています。
入り口(中門)から庭全体を見たところ。
石畳の上を歩いてゆくと、左側に「降り井」が現れるという趣向になっているのです。(「降り井」の写真は前ページ)
小屋の窓から庭を見る。降り井の石組みが見えています。
小屋の窓からも、降り井の石組みが見えます。なかなか面白い趣向です。
2007年12月30日公開。