姓・号 | 大槻 如電(おおつき じょでん) |
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生没年(享年) | 弘化2年(1845)-昭和6年(1931) (87歳) |
諱(いみな) | 清修(せいしゅう) |
字(あざな) | 念卿(ねんけい) |
通称 | 修二(しゅうじ) |
雅号 | 如電(じょでん) |
謚(おくりな) | |
出身地 | 江戸。父磐渓は仙台藩儒であったが、江戸に居住していた。 |
師の名 | |
官職等 | |
代表的著作 | 舞楽図説 洋学年表 江戸服飾史談(2001年に芙蓉書房から復刻版が出て、話題になった。) |
伝記: 如電は、蘭学者・大槻磐水(玄沢)の孫に当たる。父は『近古史談』の著者、大槻磐渓。 少時から学を好み、漢学・国学を修めた。明治8年、家督を弟の文彦(国語学者・『大言海』編者)に譲って隠居し、もっぱら好きな学問をした。非常な博学家で、学は和漢洋をかね、ディレッタントとして名を馳せた。ことに日本音楽に造詣が深く、雅楽から俗謡にいたるまでの技術をマスターしており、自分でも長唄の詞を書いている。 昭和3年、弟の文彦が『大言海』修訂途上で亡くなると、その後を引き継いで完成を急いだ。如電も、昭和6年に亡くなり、『大言海』修訂版は翌昭和7年にいたってようやく完成した。 | 2001年11月10日公開。 |