姓・号 | 菊池 晩香(きくち ばんこう) |
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生没年(享年) |
安政6年(1859)- 大正12年(1923) (65歳) |
諱(いみな) | 武貞(たけさだ) |
字(あざな) | 仲幹(ちゅうかん) |
通称 | 三九郎(さんくろう) |
雅号 | 晩香(ばんこう) |
謚(おくりな) | |
出身地 | 和歌山 |
師の名 | 菊池海荘 |
官職等 | 早稲田大学教授 |
代表的著作 |
談欛(4巻) 漢籍国字解全書 管子 漢籍国字解全書 淮南子 |
伝記: 菊池海荘の養子・菊崖の第三子(村山吉廣『漢学者はいかに生きたか』、大修館書店、128ページ)。菊池三渓の子という説(神田喜一郎『明治漢詩文集』、筑摩書房、404ページ下段)は誤りである。 東京専門学校(後の早稲田大学)英語政治学科卒。大隈重信らの知遇を受け、早大教授として漢学を講じた。当時早稲田大学には、晩香のほか牧野藻洲、松平天行、桂湖村ら碩学が集っており、彼らとともに早稲田大学出版部が企画した『漢籍国字解全書』の注釈を分担し ている。 記事の文を得意とし、同時代のことを好んで題材とした。それらの作品は『談欛』に収められている。 | 2004年6月27日公開。 |