当ウェブサイトは、近代の日本漢文(日本人が書いた漢文学作品)の魅力を発信することを目的としています。近代の日本漢文は、質の高い作品が多いにも関わらず、専門書籍も少なく、ウェブサイト等による紹介も少ないのが現状です。それは主として「漢文」という表現形式の難解さが原因になっていると思われます。
当ウェブサイトでは、訓読、語釈、現代語訳を通じて、どなたでも内容を理解していただけるように工夫しています。正しく読めるように、訓読文には総ルビを附しました。当ウェブサイトを通じて日本漢文の魅力に気づいていただければ幸いです。
コンテンツの詳細については、サイトマップをご覧ください。
「日本漢文」は広義には、次の4種類のものを含みます。
※和習(わしゅう)=日本人が漢文を作るとき、日本語での漢字の用法にひきずられて、中国古典の語彙語法にあわなくなった部分
当ウェブサイトで扱うのは、上のうち<1>の純漢文(正格漢文)のみです。「日本漢文」という語は、<2>の和化漢文や、<3>の「変体漢文」の意味で使用されることもありますが、当サイトではこれらは扱いません。また、時代的にも江戸時代後期以降のものしか取り扱いません。
当ウェブサイトでは、現在のところ詩は載せておらす、文章作品のみの紹介となっています。将来は書籍やウェブサイトではあまり紹介されない、明治期の面白い詩作品を載せたいと考えています。
当ウェブサイトでは、スマホ等でも大きめの文字で表示されるように調整しています。これは、画数の多い複雑な漢字をより見やすくするためです。
1.原著者の著作権
(1)当ウェブサイトで公開している漢文作品の原著者は、すべて死後50年を経過しており、著作権がすでに消滅しています(著作権法51条)※。したがって、その漢文作品は公有(Public Domain)で自由に利用できるため、入力・公開による著作権侵害は発生しません(著作権法52条、53条)。
※TPP11協定が平成30年(2018年)12月30日に発効したことに伴い、昭和43年(1968年)以降に亡くなった方の著作物の保護期間が死後70年に延長されました。ただ、当サイトはそれより古い時代の著作物を取り扱っているため、影響はありません。
(2)最近の著作物からの引用部分は、公正な範囲(著作権法32条)であることを心がけ、出所を明示(著作権法48条)しています。万一問題がございましたら、ご連絡ください。
2.当ウェブサイトの著作権
(1)当ウェブサイトに掲載している漢文作品の原文は公有(Public Domain)であるため、誰でも自由に使用できます。
(2)漢文作品の訓読(書き下し文)は、原文を一定の法則によって読んだものなので、公有(Public Domain)です。したがって自由に使用できます。
(3)管理人が執筆した部分(各種記事、漢文作品の語釈・現代語訳、写真等)については、公正使用(fair use)を許諾します。
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