書名 | 中国語声読塾 古文観止 第1巻 |
---|---|
副題 | |
シリーズ名 | |
著者 | 小林 修(こばやし おさむ) |
出版社 | 図書出版 |
出版年次 | 平成11年(1999年) |
ISBN | 9784924793002 |
定価(税抜) | 2,000円 |
著者の紹介 | 著者(1956-)は、中国とのビジネスに携わるなかで、中国古典に親しむようになり、中国の学者と討論して中国古典への理解を深められたということです。 |
所蔵図書館サーチ | 古文観止 : 中国語声読塾 第1巻 |
Amazonへのリンク | 古文観止 中国語声読塾 第1巻 |
本の内容: この本をひと目見たら、こんなテキストは今まで見たことがないと驚かれるに違いありません。この本は、中国語で中国古典を読むためのテキストなのですが、「漢文」という視点は一切なく、完全に中級以上の中国語テキストとして編集されたものです。 このテキストで題材として採用されているのは、劉夢得の『陋室銘』、蘇軾の『前赤壁賦』、李白の『春夜宴桃李園序』、陶淵明の『桃花源記』、王羲之の『蘭亭集序』の五編の文章です。いずれもよく知られた名文ですが、作者はこれらを『古文観止』という清代のアンソロジーから取っています。そして、中国屈指の古典朗読家・孫道臨氏と、声優として名高い野芒氏が朗読したCDが付いているのです。 本書の構成は、まず句読点だけがつけられた原文が大きな活字で提示され、中国語で読む上での発音の注意点がくわしく記されています。そして、中国人の解釈にもとづく語釈があり、その上で中国人による現代中国語訳が示されます。そして、それらの間にびっしりと書き込まれた著者のエッセーは、中国古典や中国の文化に対する著者の深い思い入れを余すところなく伝えています。また、巻末に付された本文解説では、大きな字で原文を示し、その行間に小さな字で日本語訳や注釈、ピンインがカラー刷りで書き込まれるという画期的な組版になっています。 朗読CDのほうは、孫道臨氏による音楽を配した芸術的朗読と中国語訳の朗読があります。また、それとは別立ての、ゆっくりとした学習用の原文朗読もあります。このほかに、中国古典の名句を集めた「観止カルタ」があり、これを野芒氏が朗読しています。 本書冒頭には、3ヵ年にわたって1冊ずつ続編を刊行し、全4冊で完結するという壮大な刊行計画が示されています。しかし、残念なことに、本書出版後まもなく、出版元の(株)図書出版が倒産してしまい、続編の刊行はおろか、この第1巻さえも市場に出回ることができませんでした。しかし、幸いなことに、このすばらしい第1巻は、東方書店を通じて入手することができます。在庫があるうちに購入することをお勧めいたします。 →→→→ 東方書店 | |
2003年11月16日公開。 |