板野友造 論語
いたの・ともぞう

[解読]
巧言令色鮮矣仁
剛毅木訥近矣仁
後学 板野友造 敬識
[訓読]
巧言・
令色、
鮮なし
仁。
剛毅・
木訥は、
仁に
近し。
後学 板野友造 敬しんで
識す
[語釈]
巧言 巧妙な言葉。
令色 たくみな顔色。
仁 思いやりの心をもって共生しようとすること。
剛毅 無欲で果敢なこと。
木訥 朴訥に同じ。質朴で遅鈍なこと。
後学 「後進の学者」との意で、謙遜の辞。
仁に
近し
『論語』の原文では、「近仁」とあるのを、字数を揃えるために「近矣仁」としているが、文法的誤りを犯している。「近乎仁」もしくは「近於仁」とすべきところ。
[訳]
巧みな言葉や顔色には、共に生きてゆこうとする思いやりの心はない。
無欲で勇敢、質朴であることは、思いやりの心そのものではないが、それに近いものである。
後学 板野友造 謹んで記す。
[出典]
巧言令色鮮矣仁 → 『論語』学而篇、陽貨篇
剛毅木訥近仁 → 『論語』子路篇
2009年12月6日公開。2009年12月8日修正。
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